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アプリを開く説明
スノーフレークオブシディアンは、黒色の火山ガラスである黒曜石の中に、白色または灰色の球顆が雪の結晶のように散りばめられた特徴的な外観を持つ岩石です。これらの球顆は、黒曜石が形成される過程で、ガラス質が部分的に結晶化したもので、主にクリストバライトや長石の微細な結晶から構成されます。その美しいコントラストから、装飾品や収集品として人気があります。
識別方法
- 色
- 地色は黒色で、白色または灰色の雪の結晶状の斑点(球顆)が特徴的です。
- 光沢
- ガラス光沢から樹脂光沢。
- 組織
- 非常に滑らかで、貝殻状断口を示すため鋭利な破面を持ちます。球顆部分はわずかにざらつきを感じることがあります。
- 結晶形
- 非晶質(ガラス質)であり、結晶形は持ちません。球顆は放射状集合体として観察されます。
- 劈開
- 劈開はありません。
- 地質環境
- 流紋岩質の溶岩が地表または地表近くで急速に冷却固結した場所で産出します。火山活動が活発な地域に多く見られます。
重要な事実
- 硬度: モース硬度 5-5.5
- 比重: 2.35-2.50
- 結晶系: 非晶質(球顆は微細な結晶の集合体)
- 色: 黒色(地色)、白色または灰色(球顆)
- 光沢: ガラス光沢
- 透明度: 不透明
- 断口: 貝殻状断口
- 劈開: なし
- 組成: 主に二酸化ケイ素(SiO2)70-75%以上。その他、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化ナトリウム(Na2O)、酸化カリウム(K2O)、酸化鉄(Fe2O3)など。球顆はクリストバライト(SiO2)や長石((Na,K)AlSi3O8)など。
クイックチェック
- 色: 黒地に白色の斑点
- 光沢: ガラス光沢
- 条痕: 白色(粉末にすると非常に細かいため、ほとんど見えないか、非常に薄い灰色)
物理的特徴
- 晶癖: 非晶質塊状。球顆は放射状集合体。
- 劈開の種類: なし
- 断口の種類: 貝殻状断口
- 靭性: 脆い
- 光沢の種類: ガラス光沢
生成
流紋岩質の溶岩が急速に冷却固結する際に形成される火山ガラスである黒曜石中に、クリストバライトや長石などの微細な鉱物が放射状に集合した球顆(スフェルライト)が成長することで形成されます。これらの球顆が雪の結晶のように見えることから「スノーフレーク」と呼ばれます。
用途
装飾品、宝飾品、彫刻材料、パワーストーンとして利用されます。その独特の模様から人気があります。
年代分布
新生代第三紀から第四紀にかけての火山活動に伴って形成される。
見つかる場所
アメリカ合衆国(オレゴン州、ユタ州、アリゾナ州)
特にオレゴン州は高品質なスノーフレークオブシディアンの主要産地として知られています。
メキシコ
メキシコもオブシディアンの主要産地であり、スノーフレークオブシディアンも産出します。
アイスランド
火山活動が活発な地域であり、オブシディアンの一種として産出することがあります。
日本
日本も火山国であるため、黒曜石の産地は多いですが、スノーフレークオブシディアンとして明確に識別される産地は限定的です。
発見のコツ
火山活動地域での探索
流紋岩質の溶岩流があった場所や、火山灰層の近くで発見されることがあります。特に、過去に火山活動が活発だった地域の河川敷や露頭を探すと良いでしょう。
鋭利な破面に注意
黒曜石は非常に鋭利な貝殻状断口を持つため、採集時には厚手の手袋を着用し、破片による怪我に十分注意してください。
表面の観察
黒色のガラス質の中に、白色の雪の結晶のような模様があるかを確認します。この模様がスノーフレークオブシディアンの決定的な特徴です。
類似の岩石
黒曜石
火山ガラス
別名: オブシディアン
マホガニーオブシディアン
火山ガラス(黒曜石)と酸化鉄
別名: マホガニー黒曜石
レインボーオブシディアン
火山ガラス(黒曜石)と微細な気泡・結晶
別名: 虹色黒曜石
学術分類
- 鉱物クラス
- 火山ガラス(厳密には鉱物ではないが、鉱物学的に扱われる)
- グループ
- ケイ酸塩鉱物(化学組成に基づく)
- 結晶系
- 非晶質
- 化学式
- 主にSiO2(非晶質のため不定)
- 組成
- 二酸化ケイ素を主成分とする火山ガラス。球顆はクリストバライトや長石の微細結晶。